ドタキャンされると、その為に空けていたその日の時間を無駄にしていることになります。
時間はお金で買えない、大切な物。その時間があれば、友達と遊ぶことも、身体を休めることも、自分を磨くことも出来ます。
ドタキャンされることで、大切な時間を奪われているということを考えてみて欲しいです。
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目次
ドタキャン彼氏とは、4年間の遠距離恋愛に
私が何度かドタキャンされたのは、元彼です。その人とは、高校のクラスが同じで、出席番号が近く、入学当初に席が近かったこともあり仲良くなりました。
運動部に所属していて、賑やかなグループでも、大人しいグループでもなく。2年生になるとクラスが別になり、話す機会が減り、メールでのやり取りの方が多くなりました。
そんな日々が半年続いた頃に、相手の方から告白され、話せる回数が減ったことを寂しく感じていた私はOKしました。付き合うようになって、彼の家(実家)にも何度かお邪魔しているうちに、どうやら普通の家庭よりは裕福らしいと感じることが増えていきました。
そのままお互いに高校を卒業し、私は地元で就職、元彼は地元から新幹線で2時間少し離れた場所の大学へと進学を決めました。少なくとも、4年間の遠距離恋愛になることが決まったのです。
見送りの日には寂しいねとお互いに涙目になりながらも、会えるだけ会おうねと約束しました。
結局、全部キャンセルされて元カレにガッカリ
月に一度、私が週末に元彼の所へ会いに行って、彼の一人暮らしのアパートへ泊まるという遠距離恋愛の日々が始まりました。
最初の頃はそれを楽しみに仕事も頑張っていましたが、段々と会いに行くペースが2ヶ月に１回に減り、遠距離3年目には3ヶ月に１回になっていました。それでも会えるのは楽しみで、連休は彼の所に行くことを前提に自分の予定を組むようになっていました。
その年の夏です。
会社の夏休みをもらった私は、３泊4日で元彼の所へ行く約束をしていました。映画を見て、少し遠いショッピングモールへ買物に行って、水族館にも行ってと、彼とも数ヶ月前から計画していて、楽しみに彼の元へ向かいました。
当日、新幹線に乗った旨を連絡した時でした。
彼から「今夜バイトになったから、駅まで迎えに行けない。家に居て」と返事が来ました。彼は当時、夕方から翌朝までのシフトのバイトをしていたため、翌朝まで帰ってこない彼のアパートに一人きりということになります。
急にシフトに入れられたのかもと思い、私は一人で夕食を済ませて彼のアパートで一人で寝ました。
翌朝、バイトから帰ってきた彼は、
「今日昼過ぎから部活の練習試合だから、12時になったら起こして」
と言って眠ってしまいました。
練習試合があるなんて聞いてなかった私は、結局その日も夜まで一人で過ごすのかと肩を落としました。
しかも彼は練習試合の後、打ち上げにも行ってから帰ってきたので、結局帰宅したのは終電。
「明日は映画でも行こうね」
と言いながら眠ったくせに、結局は二日酔いで一日中動けず。
あっという間の最終日は、午前中に映画に行って、ランチを食べて、これまた突然、
「今日バイトだから見送り行けない」
と言われて、彼のバイト先の前でバイバイ。
どうやら初日のバイトも最終日のバイトも、練習試合すらも、前からシフトで決まっていたことらしいのです。夜の新幹線を予約していた私は、結局また一人で時間潰し。
こんなにも一緒に居れる時間が少ないなら、わざわざ2時間もかけて会いに来なかったし、他のことしてたかったし。3ヶ月ぶりに会うんだから、3年生で下っ端でも無いから打ち上げも早めに抜けて欲しかったし。なんならもっと会える時に合わせて夏休み取ったのに、と。
直前になって次々と計画していた予定をキャンセルする元彼にとてもガッカリしました。
結婚しても未来が見えないので、ドタキャン彼氏と別れました
夏休みに盛大なドタキャンをされ、秋の連休も新幹線の切符を買う直前にこちらから予定を確認した際に「その日は部活の試合だから無理だ」と言われて。
冬は冬で、クリスマスにお互いの住む場所の中間で待ち合わせをしていたら、待ち合わせ時間数分前に、
「ごめん今起きた」
との連絡がありました。
お互いが新幹線で1時間かかる場所での待ち合わせだったのに、当日の朝にそう言われた私は、せめて当日は楽しく過ごしたいからと文句を言わずに待ちましたが、心の中ではイライラとモヤモヤ。
その後、春休みに彼が就活も兼ねて地元へ長期で帰ってきたときも「待ち合わせ時間は当日連絡する」と言いながら連絡が取れないままその日が終わったりで。
5年も付き合っていたし、あと1年で遠距離が終わると分かっていましたが、この先もずっとこんな感じでドタキャンを続けられる未来しか見えずに、別れることにしました。
ドタキャンが続くと、楽しい予定も「もしかしてダメになるかも」という気持ちが湧いてきて、100％で楽しみに待つことができなくて、実際にドタキャンされた時は「やっぱり」という気持ちで諦めるようになってきました。
時分との予定をないがしろにされると、自分自身のこともないがしろにされてると感じます。
そうしているうちに、自己肯定感も下がっていって、不安になることも増えました。
例えばこのまま結婚したとして、デートの約束じゃない、もっと大切な予定をドタキャンされたりするかもしれません。子供が出来たとして、子供との約束もドタキャンするかもしれません。
そう思うと、楽しい未来が描けなくて、将来を考えられなくなったので別れることにしました。
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別れてから自由に時間を使えるようになり、不安を抱くことなくデートができるように
元彼と別れてから、それまでは彼に会うためにと使っていた土日や連休を、当たり前ですが自分の好きなことに使えるようになりました。
自分の好きなことが増えることで、
・美容に手を出す
・疎遠になっていた友達と会う
・職場の人達とBBQに行く
・一人旅をする
色んな場所に行って、色んな人と会って、色んな経験を積んで、自分の世界が広がりました。
その結果、彼に会いに行くために仕事を頑張って、彼に会いに行くためのお金を稼いで、というスタンスでしていた仕事への考え方も変わりました。
転職して自分の住みたい場所へ引っ越し、新しい仕事を始めると、それまでしていた仕事より自分に合っていたようで楽しくなりました。住みたい場所だったこともあり、仕事の帰り道も楽しくて、思い切って県外に出てよかったなと思えました。
その気持ちの変化からか、新しい職場では色んな人に「いつも笑顔で楽しそうでいいね」と言われるようになりました。
また、そのおかげか「笑顔が素敵だと思いました。一緒にいると楽しそうだなと思いました」という理由で、今の夫に告白してもらい、ドタキャンの不安を抱くことない楽しいデートが出来るようになりました。
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今の夫とはストレスフリーで大満足
今の夫とは、恋人同士の頃から将来のことを具体的に話し合い、先々のことを計画しながら日々を過ごせています。
同棲のタイミングや、両親への挨拶、結婚のタイミングや出産のことなど、きちんと理由も含めて計画できるし、実際にその通りに進めることが出来ているので、不安やストレスを感じません。
しかし、元彼と付き合い続けていたら、今頃
「結婚は考えてくれてるのかな？」
「結婚する気はあるのかな？」
なんていう不安で揺れていたかもしれません。
もし結婚していたとしても
「結婚式はどうしたいんだろう」
「住む場所はどうするんだろう」
「子どもは何人とか考えてるのかな」
と、常々不安だっただろうし、数年間ドタキャンを続けられていたせいで、私は元彼に対して諦めみたいな感情を抱いていたので「どうせ相談したところで意味が無い」と、何もかも諦めた毎日を過ごしていたのでは無いかと思います。
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あなたに伝えたいこと
ドタキャンされることで、好きだという気持ちが必ずしも無くなるわけではないと思います。
ドタキャンされていても、好きだから別れられないという方がいるのも当然だと思います。
けれど、その不安に駆られている日々を捨てることで、手に入るかもしれない幸せな日々があるという、違う未来のことも一度想像してみてほしいです。
本当に仕事が忙しくて急遽ドタキャンをしなければならなくなった人は、きっと心から謝罪をしてくれるし、きちんと穴埋めもしてくれるはずです。
そんな様子もなく、自分のことをないがしろにされていると感じた時は、一旦その人との将来を冷静に考えてみて欲しいです。ドタキャン彼氏にないがしろにされてるかもと感じているなら、まずは自分で自分を大切にしてあげてください。
彼氏のためではなく、一度、自分のために自分の時間を使ってみてください。