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彼の部屋のドアの前に立ち、チャイムを押したところ・・
学生時代から付き合っていた同級生の彼、子供の頃からTVゲームが好きで、それが高じてプログラマになる夢を叶え、日々激務ながらも仕事を頑張っていました。
私も彼と同時に他企業へ就職し、お互い仕事も波に乗って来て中々に忙しくなり、会える機会も減ってきたある日、彼からデートの誘いが…。
私も都合をつけて約束し、久しぶりに会える嬉しさから洋服を新調し、素敵な1日にしようと万全の準備をして当日を迎えました。
彼との待ち合わせ場所は2人にとっては定番の某所、そこで合流して目的地へ向かう予定でした。
私は待ち合わせ時間の5分ぐらい前に到着、いつも私よりも早めについている彼はまだ来ていません。
「久々だから準備に手間取ってるのかな」と思いながら彼を待っていましたが、約束の時間を10分、20分、30分と過ぎても一向に現れません。
普段なら少しでも遅れる場合は必ず一報が入るのですが、その日はLINEも電話もない…。
「電車が遅れてるのかな」と思って調べてもどの路線も平常運転、
「寝坊してるのかな」
「具合が悪いのかな」
「まさか途中で事故が…」
と想像はドンドン悪い方へ向かっていきました。
それでも1時間待ちましたが彼は結局現れず、流石に心配になって彼の自宅へ向かいました。
向かう道中も交通事故がないか、救急車が走っていないか、キョロキョロ見て回りましたが平和そのものです。
悶々と考えている内に到着、部屋のカーテンは閉め切られていて、中の様子はわかりません。
寝坊か体調不良、最悪浮気して別の女がいると確信し、彼の部屋のドアの前に立ち、チャイムを押しました。
自分から誘っておいて、ゲームを選ぶドタキャン彼氏
すると何か物音がした後でドアが開きました、パジャマ姿の彼でした。
具合が悪そうには思えません、逆に目は冴えていて、起きた直後でもなさそうです。
「今日デートするんじゃなかったの?」
と私が訪ねると、「あっ、ゴメン…」とハッとしてから謝ってきました。
彼越しに部屋の中を見てみると、モニタを2つ並べて設置された彼特製のPCの電源が入っています。
モニタに映っているのは彼が少し前からハマり始めたゲーム画面、ゲーミングヘッドホンが接続されているのか音声は何も聞こえませんでした。
「まさかゲームしてたの?」
と聞くと、「ゴメン、SSRガチャが今日までだったから…」と…、
どうやらほしかったレアキャラがもらえるのか何なのかで、ゲーマーの彼にとってはどうしても外せない日だったのだそうです。
元々彼がゲーマーなのは知っていました、でも約束をすっぽかしたり、日常生活に支障をきたすような人ではなく、大人として分別のつけられる人だと思っていました。でも今回は流石に…。自分から誘っておいて、結局ゲームを選ぶのか…。
正直私はデートに誘われたときに躊躇いがありました、暫く毎日のように残業が続いたので、「次の休みはゆっくりしよう」と思っていたからです。
でも彼だって忙しいのに2人の時間を作るためにスケジュールを調整してくれたわけだし、折角の気づかいを無下にはできないと思って承諾しました。
服を新調し、メイクも念入りにして、少しでもキレイに見られたくて早く起きて頑張ったのに…、これはない!
結局その件については謝罪を受けたものの、端々に「お前よりもゲームが大事だ」という含みを感じ、「もう長くはないな」と思いました。
その後1年半ぐらいで別れました、趣味を持つことはいいことだと思いますが、それによって誰かに迷惑をかけるなど日常生活に影響が出てしまうのは社会人としてどうなんだろうと思いました。
それ以来「ゲームが趣味なんだ」と言う人と会う機会があると、「この人も…」と思って恋愛自体を億劫に感じるようになってしまいました。
あなたに伝えたいこと
我慢できないなら別れましょう、そんな人にあなたの時間を費やす必要はありません。
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